現役ケアマネで、柔道整復師、簿記2級を持っている「おあしす」です。色々な仕事があると思いますが、人生をやり直して収入が上がる方は珍しいです。だいたい、新卒で入った職場の時が収入がいいと感じることが多いです。
自分に仕事が合わずにやり直したい方で、笑顔で過ごせる仕事として介護は最適です。収入が稼ぎやすい仕事として介護をおすすめします。
なぜ、介護の仕事をおすすめするか現役ケアマネの「おあしす」が解説します。
- 基本的な仕事はすぐに覚えられる
- 夜勤回数が多ければ能力に関係なく収入が増える
- 介護資格は簡単に取得でき、資格手当が支給される
- 体力は使うが建設関係や体力を必要とする工場勤務に比べれば体力的にきつくない
- 地方の総支給20万円の仕事を続けて昇給もなく過ごすよりは、資格取得や役職がつけば収入は上がっていく
- 特別養護老人ホーム等の高収入の職場に行くことができれば長期間いれば収入は上がっていく
- 仕事が終わっていたら残業時間はないので副業がやりやすいが、副業を禁止している職場もあるので要注意です
- 感謝される仕事なのでやりがいがある
介護の仕事は早ければ1ヶ月で覚えることができる
介護の仕事は、当サイトでも介護職の仕事を介護未経験の方に現役ケアマネが解説で紹介していますが深く身につけようと思えば経験や勉強が必要です。
しかし、とりあえず夜勤までするにはそれほど難しいことではありません。
稼ぐことのできる介護の職場は夜勤のある介護施設です。
夜勤手当が多くなると月収が2〜3万円違います。
夜勤手当は、1回あたり5000円〜7000円と施設によって違います。
早く稼ぐには、夜勤をできるようになることが重要です。
夜勤は、慣れてしまうと難しくはありません。基本的なことが分かれば深い知識は必要ありません。
もっと、知識を増やした方が夜勤も日勤もやりやすいので積極的に知識や技術を磨く必要はあります。
介護資格を取得すると自動的に資格手当がつく
介護職初任者研修は、身体介護をする上で必要な資格で訪問介護をする時は必ず必要になる資格です。
介護福祉士実務者研修は、介護福祉士を受験するための条件になっています。実務者研修を修了してからでないと介護福祉士は受験することができません。
介護福祉士は、介護のメイン資格になります。介護福祉士でないとできないことや処遇加算という事業所に支給される加算と呼ばれふものは介護福祉士の人数で決まります。
社会福祉士は、介護事業所で相談員をすることのできる資格です。病院等の医療機関においても必要な資格になっています。
介護支援専門員は、ケアマネージャーとも言われます。介護保険はケアプランがなければ使用することができません。介護保険を使用するにあたっての相談役になります。
資格によってできる業務が違うので資格を取得すると業務範囲が広がり転職で収入アップも狙えます。
介護福祉士を取得すればどの事業所でも資格手当を月1万円はもらえます。
仕事を効率的にこなす事ができれば座って休むこともできる
介護職は、ほとんど立てない方を抱えたり支えたりします。体力的にはきつく腰痛になりやすいと言われています。
確かに、40kg程度の体重でもほとんど立てなければ40kgをベッドから車椅子に乗せ替える必要あります。ですが、車椅子を近くに寄せたりスライディングボードを使用して楽に移乗介助する事ができます。
体格が大きい方や体を持ちにくい方は2人介助で安全に移乗介助をする事もあります。
介護は建設現場や工場の体力が必要な業務に比べれば常に体力を使うわけではないのできつい仕事ではありません。
自分の仕事が終わって高齢者が席についてもらえれば自分も座って一緒に過ごすことができます。
仕事の少ない地方都市で総支給が20万円超えるのは医療介護業界
仕事の少ない地方都市では、よっぽど地方でも大企業だったり役所系の職場でなければ最低賃金に毛の生えたような給与で賞与も無い職が多いと思います。
新卒で就職できなかったり、したいことがありフリーターをした方にとっては辛い現実があります。
ただ、医療介護業界は良くも悪くも事業の収入を国が決めています。都会も地方も病院や介護事業所の報酬単価は一緒です。
職員を集めるために都会の病院等では、給与を高めに設定していますが地方でもそこまで給与が悪いわけではないように感じます。
例えば、フリーターで時給1000円で200時間働いて月収20万円です。
しかし、介護職員で夜勤を含めれば月収20万円を稼ぐことができ、労働時間は170時間程度です。介護職員は労働時間が少なく、賞与があれば年収はフリーターと比べて格段に違います。
介護業界は、人手不足で未経験でも就職できます。基本的なことを覚えれば夜勤もする事ができ、すぐに稼げるようになれます。
特別養護老人ホームなどの待遇のいい職場なら長期勤務で収入は増加
今どき、小さな会社で定期昇給してくれる職場はありません。しかし、特別養護老人ホームという介護保険施設なら職員の定期昇給を義務付けられているので、長期で勤務すれば収入は少しづつでも増加していきます。
長く働くなら特別養護老人ホームですが、なかなか欠員が出ません。欠員がなく募集がかからないのは人気の職場だからです。
特別養護老人ホームは、色々な委員会で勉強したりと知識を増やすことができます。仕事に対する情熱があれば色々なことを学べると思います。
介護は仕事がシフト制なので残業時間はない
介護は、シフト制で働くので時間が来たらすぐに帰ることができます。ただし、ある程度決まった仕事を時間内に終わらすことは必要です。仕事が終わらなければサービス残業になってしまうこともあります。
仕事に慣れてくれば定時で帰れるので、労働時間は決められていてそこまで長く働かなくても賞与や決まった額の月給をもらえます。
もっと働きたいと思えば、バイトをしても良いですし副業をしても良いと思います。ですが、なぜか介護事業所の就業規則で副業禁止になっていることがあります。副業が禁止されているか確認する必要はあります。
感謝される仕事は楽しい
医療介護の仕事は、感謝される仕事で自分の自尊心や自己顕示欲を満たしてくれます。褒められることが好きな人にはうってつけだと思います。
たまに、気難しい方もいますがじっくりと付き合っていくと心を開いてくれたり感謝の言葉を言われることがあります。
介護の人間関係は、難しいと言われますが感謝される仕事であれば楽しく仕事はできます。人間関係は、どこにでも存在しますのでまずは利用者さんや入居者さんに集中していきましょう。
仕事に集中していれば雑音も聞こえなくなります。
特に、夜勤はフロアに1人であることが多いので夜勤が多いと人間関係はあまり感じないです。
まとめ
- 介護の仕事は、難しくありません
- 頑張れば1ヶ月で夜勤をするぐらい仕事を覚えられます
- 資格があるだけで資格手当がもらえ、資格取得はそこまで難しくない
- 仕事が早ければ座ってゆっくり過ごす時間がある
- 仕事の少ない地方で総支給20万稼ぎボーナスの支給もある
- 特別養護老人ホーム等の公的施設なら高待遇で働ける
- 介護はシフト制の交代制なので仕事が残っていなければ残業なしで退社できる
- 介護は感謝される仕事なので精神的に安定して仕事ができる
- 介護の人間関係は、仕事に集中することで回避する
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