【まとめ】介護業界で後悔しない転職方法を現役ケアマネが徹底解説

介護転職

現役ケアマネの「おあしす」です。

介護業界はでは、転職することが多い業界です。介護保険法の成立で介護事業所は増加して人手不足のために人材の取り合いになっています。

できるだけ仕事がしやすく、居心地がよく、給与も良くて休日もあり人間関係もいい職場を探したいですが、なかなかそういうわけにはいきません。

全て満たした求人はなかなかありません。

自分の今の状況に何が足りなく、何をしたいのかを考えた、後悔しない転職方法を徹底解説していきます。

介護転職をする時の手順は、現状把握、将来設計、リサーチ

介護転職の手順は、現状の自分の状態を把握してどうなりたいかの将来設計をして自分に合った求人を探し退職手続きをします。

介護転職の手順
  • 現状把握

    現在の業務内容が自分に合っているか

    仕事の仕方が合っているか

    介護事業所の種類が合っているか

    仕事の時間は合っているか

    給与は業務と釣り合っているか

    給与が生活を満たしているか

    有給は取れているか

    休日数は適正か

    人間関係はどうか

  • 将来設計

    どんな業務をしたいか

    将来的にデスクワークや管理者になるか

    医療や認知症対応などの専門的な分野を学びたいか

    給与を25万円以上もらうか

    日勤のみで働くか

    夜勤のみで働くか

    介護支援専門員になるか

    生活相談員になるか

    ゆったりした介護をしたいか

    レクレーションを主にしたいか

  • リサーチと求人の分析

    ハローワークを活用する

    転職サイトを活用する

    知人から紹介してもらう

    求人の内容がどうか分析する

    どの求人に応募するか決める

  • 面接を受ける

    志望動機をはっきりする

    自分が何ができるか伝える

    これからしていきたいことを伝える

    雇用条件はしっかり確認してあやふやにしない

  • 退職する

    1ヶ月以上前に退職を伝える

    引き継ぎはしっかりするようにする

現状把握は、転職する動機を出す

転職すべき理由が分からないと次に目指すべき職場が見えてきません。

まずは仕事の現状を把握して、どうして転職しないといけないかを確認します。

転職動機の詳しい記事はこちらにあります。

介護転職をする時は、必ず将来設計を考えましょう

現状把握をしたら次に転職すべき職場は、どんな所がいいのか考えるために将来設計を立てないといけません。

将来的に、どんな仕事をしていくのか考える必要があります。

デスクワークなのか、現場なのか、レクレーションなのか、管理者なのかで転職先が変わってきます。

介護業界は、いろいろな仕事があります。

デイサービス、訪問介護、グループホーム、ケアハウス、特別養護老人ホーム、老人保健施設で仕事内容が変わってきます。

特別養護老人ホームの仕事内容

デイサービスの仕事内容

訪問介護の仕事内容

介護事務の仕事内容

生活相談員の仕事内容

自分の体力やしたいこと、働きたい職場の風土、給与などを考えながら働きたい場所を探していきます。

介護転職は、求人のリサーチが大事

自分に合った求人がないと転職することはできません。

転職理由に応じた転職先がなければ転職する意味もなくなります。

求人の探し方はハローワーク、転職サイト、知人の紹介です。

全ての手段を使って求人をリサーチします。

ハローワーク、転職サイト、知人の紹介はそれぞれにメリットとデメリットがあります。

ハローワークで求人を探す
  • 休日、労働時間、給与、簡単な仕事紹介があるのみで情報が限定されている
  • 職場見学をしたり評判を聞くなどの行動が必要になる
  • 求人は、いろいろなものがありいい求人もあれば悪い求人もある
  • 職業訓練などのサービスの紹介や手続き、相談を専門的な職員がしてくれる
転職サイトで求人を探す
  • 高待遇な求人がある
  • 人材を積極的に集めようとしている事業所が多い
  • ハローワークにない求人がある
  • コーディネーターが、詳しい情報を教えてくれる
  • コーディネーターが求職者とオーナーの条件を擦り合わせてくれる
  • ゆっくり働きたいなどの要望に沿った求人を紹介してくれる
  • 求人の中にノルマがきつい求人があるので条件を確認をする
知人からの紹介
  • 知人からの公平な情報なので信頼性が高い
  • いい話も悪い話も信用できる
  • 面接等が知人経由で決まるのでやりやすい
  • 紹介された面があるので退職しにくいし昇給などの要望を言いにくい
  • 知人とオーナーの条件面をしっかり確認する必要がある
  • 知人が職場にいると心強い
  • 知人がいないと紹介もされないしいい職場はなかなか空きが出ない
  • 話が進んでしまうと断りにくい

求人の探し方の詳しい記事はこちらにあります。

どの介護求人に応募するか決めるには、情報が大事

求人の探し方の記事に書きましたが、ハローワークだけの情報では、転職を失敗する可能性があります。いろいろな情報を分析して自分に合った求人を見極めます。

  • 「介護求人の見極め方」とは、自身の希望や条件、適性に合ったより良い介護求人を見つけるための知識・スキル・行動のことです
  • 表面的な条件だけでなく、職場の雰囲気、理念、キャリアパスなどを多角的に見抜く
  • ミスマッチ防止、キャリアプランに合った職場選択、より良い労働条件、長期的な就業、仕事の満足度向上に繋がる
  • 求人情報の徹底分析とは、募集要項、仕事内容、施設・事業所の情報、ホームページ等で職場のイメージを確認します
  • 職場研究の徹底とは、第3者の情報である口コミ、SNS、業界団体の情報を分析することです
  • 面接や職場見学で直接、職場の情報を取得します
  • 転職した職場が、最後の場所かそれともキャリアの一部かで見るべきポイントが違います
  • 長く働くなら経営理念、法令遵守などの施設運営の理念、キャリアップ支援、職場の人間関係をみなければいけません
  • 短期的な就職ならキャリアアップの制度があり自分が身につけたいことが学べるかが重要です
  • 転職活動先での質問は、やる気があると見られますし就職後のミスマッチを防ぎます

介護求人の見極め方の詳しい記事はこちらにあります。

介護業界は、狭い世界なので退職は適切にする

介護業界は、他職種連携が多く色々な方や他の事業所と連携をしているので噂が広まるのも早いものです。辞める時は、きれいに辞めるのが重要です。

  • 就業規則を守り、早めに上司へ口頭で誠意をもって退職の意思を伝え、理由も前向きに説明する
  • 会社の規定に従い、退職願または退職届を適切な書式で提出し、必要事項を正確に記載する
  • 後任者がスムーズに業務を行えるよう、引き継ぎリストやマニュアルを作成し、OJTを実施する
  • 会社から離職票、雇用保険被保険者証、源泉徴収票などを受け取り、健康保険・年金・雇用保険の手続きを確実に行う
  • 職場への感謝の気持ちを忘れず、関係各所への挨拶をしっかりと行い、最終日まで責任をもって業務を遂行する
  • 円満な退職準備を進めつつ、自己分析や情報収集を行い、後悔のない転職先を見つけるための準備も怠らない

適切な手順を踏んで辞めることが重要です。

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