私は、現役ケアマネの「おあしす」です。
私の介護業界歴は6年以上です。
最初は、柔道整復師の資格を活用し機能訓練指導員をしていました。施設介護を始めて本格的な身体介護、生活援助をしました。
今は、介護支援専門員の資格を取得してケアマネ業務をしています。
私も、施設で働く前は身体介護をほとんどしませんでした。施設では初心者同然でした。
リハビリの仕事はなんとなくできたのですが、介護と言われるものはほとんどできませんでした。
介護未経験の方に介護の仕事を分かってもらえるように解説します。
介護の仕事
- コミュニケーション
- 身体介護
- 生活援助
- 記録
コミュニケーション
利用者や入居者と会話をしながら対象者の体調や精神的な面を観察します。
具合が悪くないか、精神的に落ち込んでいないかなどを確認します。
身体介護
身体介護は、利用者の体に直接触れてする介護のことをいいます。
バイタクチェック | 体温、血圧、血中酸素濃度を測定します。また、体調確認をします。 |
食事介助 | 手に力が入らず食べれない方に対して食事を食べる手伝いをします。 |
口腔ケア | 歯磨きができない方の歯磨きをします。 |
服薬介助 | 服薬忘れや薬を落とさないように薬飲み込みを確認します。 |
移動介助 | 車椅子を使用され自走できない方の車椅子を押したり、歩行器や独歩ですが歩行が不安定で転ぶリスクがある方は見守りをしていつでも助けられるようにします。 |
移乗介助 | ベッドから車椅子に移ることができない方は、職員の力で車椅子に移します。 |
入浴介助 | 浴室までの誘導や歩行の見守り、体を洗ったり浴槽に入ることを手伝います。施設では、機械があるのでほとんど動けない方でも浴槽に入れます。 |
更衣介助 | 更衣が必要な時でも腕が動かない足が動かない方は更衣ができません。服を着せるお手伝いをします。 |
清拭 | 立つことができなかったり体調が悪い方の体を拭きます。入浴ができず不衛生なので清拭をします。 |
起床介助等 | 寝ている方を起こしたり、ベッドに寝かせます。コツを掴めば難しいことはありません。 |
生活援助
生活援助は、利用者の家事全般を代行することです。掃除、洗濯、買い物代行、調理などです。
記録
事業所によって記録は様々ですが、介護に記録はつきものです。行政の監査が実施される時に見られるのは記録です。
介護サービス別の身体介護と生活援助の割合は違う
事業所の種類の違いによって仕事内容が変わります。身体介護は、体力を使う介護で生活援助は、家事の延長で向き不向きがあります。
通所介護
デイサービスでは、介護度によって身体介護と生活援助の割合が違います。介護度の高い方は、身体介護の割合が高いです。しかし、デイサービスで重度介護の方は、少ないです。
訪問介護
訪問介護では、利用者のニーズによって身体介護と生活援助の割合が違います。介護度が低い方は、掃除、洗濯、調理と生活援助が中心になり、介護度が高い方は生活援助にプラス身体介護が含まれます。
短期入所生活介護
ショートステイでは、比較的介護度が高い方が利用されるので身体介護の割合が高いと言えます。在宅で家族が介護しているが家族の負担が高くなりショートステイを利用されることが多いので介護度が低い方のショートステイの利用は少ないです。
訪問入浴
訪問入浴は、浴槽を自宅まで運び入れることから始めます。ほとんど引越し業者のような仕事なので身体介護というより重労働です。体力に自信がないと続かないです。
施設介護
施設介護は、介護度が重いと身体介護が増えてきます。できることの多い方は、介護度が低いので生活援助が中心になります。
特別養護老人ホーム
入所の条件が要介護3以上なので介護度が重い方がほとんどで身体介護が多いです。
グループホーム
認知症患者が入居の条件なので身体介護が必要というわけではありませんが、入所が長くなると介護度も上がっていき身体介護が増えてきます。
有料老人ホーム
色々な介護度の方がいらっしゃり施設ごとに身体介護の量は変わります。住宅型有料老人ホームは、比較的介護度が低い方が多いです。一方、介護付き有料老人ホームは介護度が高い方が増える傾向にあります。
介護の働く時間帯
介護職は、日勤と夜勤があり日勤の中でも早出、遅出、通常などで別れます。特に、施設介護の場合は、24時間体制なので切れ目なくシフトを作る必要があります。
日勤は、施設によりますが8時半から17時半で通常です。早出は通常の時間より1時間早かったり遅出は通常の時間より1時間遅いなどのタイムシフトです。
3交代制の場合は、1日を3分割したシフトになります。夜勤の出勤が22時ということもあり、22時に来て7時に退社します。7時に夜勤の代わりが来て次に13時に次の方が来ます。
介護職が目指すべき資格
未経験で入る時は、初任者研修を受けていると後が楽になってきます。そして、実務者研修を受けたら介護福祉士を受験する資格が得られます
介護福祉士を持っていれば資格手当がつき転職にも有利になります。
介護福祉士などの特定の国家資格の5年の実務期間があれば介護支援専門員を受験する資格が得られます。
介護福祉士で終わるか介護支援専門員まで取得するかは、どんな仕事をしたいかに関わってきます。慎重に将来の展望は持っておいた方がいいと思います。
まとめ
- 介護職は、身体介護と生活援助の仕事をします
- 身体介助は、介護の専門的な知識や技術が必要です
- 生活援助は、家事の延長で家事の経験があると有利です
- 身体介護は、介護技術と体力がいるために疲労がたまりやすいです
- 職場によって身体介護と生活援助の割合が違います
- 介護度が重い職場の方が身体介護が増えて体力的に大変です
- 記録の仕方は、事業所で違います
- 未経験で介護職になるには、未経験でも教育してくれる事業所がいいです
- 初任者研修で初歩的な知識や技術を学んでも実戦でできるかは別です
- きちんと介護の仕事を教えてもらえる環境であれば初歩的なことは1ヶ月で学ぶことができます
- 初歩的なことができればひとまず、仕事を継続することができます
- 初歩的なことができ次の段階にいくことで夜勤をこなしたり仕事がわかってきます
- まずは、基本的な介助を一通り学ぶ姿勢が必要です
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