ケアマネ試験の介護保険法などの法律分野は理解して勉強

資格取得

ケアマネ試験に一発合格した「おあしす」です

ケアマネ試験は範囲が広いです

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理解して勉強しないと覚えられません

効率的に勉強するためにも理解しながら勉強しましょう

効率的な勉強方法はこちらの記事をお読みください

効率的な勉強スケジュールはこちらの記事をお読みください

本記事がおすすめな方

  • 最速で合格したい方
  • 暗記が苦手で自信が無い方

本記事を読むメリット

  • 専門用語や制度などの暗記事項を忘れなくなります

介護保険法をどうやって勉強するのか

  1. 法律の全体像を知る
  2. 法律の立法趣旨を考える
  3. 誰が法律の対象なのか、なぜ対象なのかを考える
  4. 法律の効力を受けた方の結果を考える

介護保険法を理解して勉強する方法を詳しく解説していきます

おあしす

法律の勉強はコツがあります

コツを意識するだけで記憶しやすくなりますよ

介護保険法の理解方法

介護保険法は法律です

法律の全体像を知りなぜこの法律ができたのかを理解する必要があります

そして、誰が誰に何をするのかの条件を理解します

最後に、法律の効果を理解します

おあしす

法律にも物語があります

「こうだからこうなった」と

覚えるといろいろなことが関連して

記憶することができます

法律の全体像を知る

法律の全体像とは項目のことでテキストの目次から確認しましょう

どんな目的を達成するための法律か流れをみて理解します

おあしす

全体が分からず細かいことばかり

記憶しても丸暗記になります

丸暗記はすぐに忘れます

法律の立法趣旨を考える

法律の立法趣旨を考えることでなぜこの項目が必要なのかが見えてきます

誰が法律の対象なのかなぜ対象になるかを考える

法律の全体像や立法趣旨を考えると誰が誰に何を給付しないといけないかが分かります

法律の効果を受けた方の結果を考える

介護保険法の給付を受けた時に立法趣旨にそった対象者に起きる効果が分かります

いろいろなプロセスを経ることで暗記する内容を呼び起こすことができます

完全に暗記していなくても問題の選択肢が介護保険の立法趣旨に反していたり、効果を発揮するために何の給付をしなければいけないかを考えると選択肢が絞れます。

理解して暗記すると選択肢の消去法にも活用できます

何回も理解のプロセスを経ることで自然と暗記した記憶が安定して自然に記憶を呼び出せるようになります。

おあしす

記憶の定着には、反復が不可欠です

介護保険法の勉強例

介護保険法や介護保険制度以前の制度や法律は、老人福祉制度と老人保健制度でした

老人福祉制度や老人保健制度は、利用手続きや利用者負担当の不合理なアンバランスといった問題がありまり、高齢者の介護問題に十分な対応ができなくなってきていました

新しい介護保険制度のねらいは、高齢者介護問題への社会全体での取組み、利用者本位のサービス提供、社会保険方式の導入です。

おあしす

ねらい以外の事項は、法の内容にないことが

分かります

介護保険法の目的(立法趣旨)

加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴・排せつ・食事等の介護、機能訓練、看護および療養上の管理その他の医療が必要となった者等について、その尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービスおよび福祉サービスにかかる給付を行うため、国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け、国民の保健医療の向上および福祉の増進を図ることとされています

介護保険法 平成9年法律第123号 第1条
おあしす

目的に対象者、給付内容、効果、

どうなって欲しいか書かれています

給付の対象

介護保険法の被保険者が給付の対象です

給付するのは地方公共団体です

給付を管理するのは国保連合会です

ここで、被保険者はどういう人でなぜこの要件なのかを考えます

そうすると被保険者の要件が分かります

給付の内容

被保険者に給付をした結果どうなるのか

または、どうして給付するのかを考えます

介護保険法の給付

居宅サービス

訪問サービス、通所サービス、短期入所サービス、特定施設入居者生活介護、福祉用貸与、特定福祉用具販売

施設サービス

介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護医療院、介護療養型医療施設

地域密着型サービス

定期巡回・随時対応型訪問介護看護、夜間対応型訪問介護、地域密着型通所介護、認知症対応型共同生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護、看護小規模多機能型居宅介護

居宅介護支援・介護予防支援

介護予防サービス

訪問サービス、通所サービス、短期入所サービス、介護予防特定施設入居者生活介護、介護予防福祉用具貸与、特定介護予防福祉用具販売

地域密着型介護予防サービス

介護予防認知症対応型通所介護、介護予防小規模多機能型居宅介護、介護予防認知症対応型共同生活介護

いろいろな給付があり、なんのために給付するのかを考えることで記憶に残りやすくなります。

おあしす

サービスによって管轄する

地方公共団体が違います

例外は理由を付けて覚える

例えば、居宅サービスの中に特定施設入居者生活介護があります

「特定施設」とは、介護付き有料老人ホームです

施設のサービスなのに居宅サービス?

施設サービスではないの?

迷ってしまうのですが、元々有料老人ホームは居宅扱いです

老人ホームの部屋を賃貸している形式なので居室は「自宅」になります

そして、介護付き有料老人ホームは介護サービス付きの有料老人ホームになります

施設の代表は、特別養護老人ホームですが介護保険上は介護老人福祉施設です

老健は、介護保険上は介護老人保健施設と呼ばれます

その他、介護医療院も含めて介護保険施設と呼ばれるのは介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護医療院です。

特定施設入居者生活介護を説明するだけでいろいろな情報が関連してます

情報が関連していると特定施設は介護保険施設ではないと覚えていると

特定施設入居者生活介護は、居宅サービスかもしれないと推測することができます

最初は、推測しながら過去問を解答していいと思います

何回も過去問をしていれば知識が安定して瞬時に答えを出すことができるようになります

おあしす

1つの暗記事項に疑問が残ると

理解したことにはなりません

疑問に思うことは調べましょう

給付を受けた結果

介護保険法の目的は、高齢者の尊厳を保持し有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができ国民の保健医療の向上および福祉の増進を図ることとされています

結果を導くためにはどんな給付が必要かを考えると訪問、通所、短期入所サービスが必要になります

どんなニーズがあってどんなサービスが必要なのか想像できます

想像できると暗記が楽になります

まとめ

  • 法律の全体像を知る
  • 法律の立法趣旨を考える
  • 誰が法律の対象なのかなぜ対象なのかを考える
  • 法律の効力を受けた方の結果を考える

介護保険法は、介護支援専門員実務研修受講試験の3割を占める論点です

論点の数も多いです

暗記することが多いです

理解しながら暗記することで暗記したことを忘れにくくなり

忘れていても覚え直しやすくなります

おあしす

暗記事項はたくさんあります

本番の試験は、見たことのない問題が

多数出題されます

理解していないと応用がきかず得点

できません

理解は大事です

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