特養の仕事は本当にきつい?実態と対策を徹底解説!

介護転職

現役ケアマネのおあしす。

特別養護老人ホーム(特養)で働く介護職は、やりがいのある仕事である一方で、「きつい」というイメージも根強く残っています。なぜ特養の仕事はきついと言われるのでしょうか?

介護で人気の特養の「きつい」部分を徹底解説していきます。

特養の仕事が「きつい」のは負担が大きく労働環境が他の職業より良くない

特養の仕事の「きつい」は、他の職業に比べたら「きつい」のかもしれません。それか、身体的に「きつい」のが他の職業では「きつい」と思われます。

では、介護職はどうでしょうか?

要介護度が高い入所者が多いこと、24時間体制での勤務があることなど、身体的な負担が大きいことが挙げられます。

入所者の移乗介助や食事介助など、身体を動かす仕事が多く、腰痛や肩こりなどの身体的な負担が大きいケースが少なくありません。

24時間体制での勤務のため、夜勤が発生します。睡眠不足による疲労は、身体的な負担を増大させます。

新型コロナウイルス感染症などの感染症対策は、介護職員の身体的な負担を大きく増大させています。

入所者との高齢であること認知症であることでコミュニケーションが難しく、看取りの経験、人員不足によるストレスなど、精神的な負担も少なくありません。

認知症の入所者や、言葉がうまく伝えられない入所者とのコミュニケーションは、介護職員にとって大きなストレスとなります。

入所者の最期を看取ることは、介護職員にとって大きな精神的な負担となります。

人員不足は、介護職員の負担を増やし、精神的なストレスにつながります。

長時間労働、休日が少ない、給与が低いなど、労働環境に関する不満も「きつい」と感じさせる要因の一つです。

残業や休日出勤が多く、長時間労働になりがちです。

シフト制のため、まとまった休みを取りにくいことがあります。

他の職業と比較して、給与が低いと感じる人もいます。(介護業界の中では高待遇です)

特養だけでなく介護の仕事の実態は、やりがいだけです

特養だけでなく介護全体の仕事が、困っている人を助けたいからしてます。

また、「ありがとう」と感謝されることで気持ちが充実します。

特養は、要介護3から入居が可能です。要介護3だと必要な介助も増えます。

介助するたびに感謝されることは間違いありません。

入所者の生活をサポートし、笑顔を引き出すことができることは、介護職員にとって大きなやりがいとなります。

介護の知識や技術を習得し、専門性を高めることができます。

医師、看護師、栄養士など、様々な職種の人々と協力して仕事を進めるため、チームワークを学ぶことができます。

特養の仕事で求められるスキルと心構え

特養で働くためには、以下のスキルや心構えが求められます。

入所者や同僚とのコミュニケーションを円滑に行う能力が必要です。色々な人間がいるのでそれぞれに合わせていくことも大切です。

身体的な負担に耐えられる体力が必要です。必要なら体力をつける努力も必要です。

ストレスに強く、最後までやり遂げる精神力が必要です。何事にも動じない精神力を身につけるには経験を積むことです。

入居者の気持ちに寄り添い、適切なケアを提供する能力が必要です。気持ち良く過ごしてもらうことは大事なことです。

他のスタッフと協力して仕事を進める能力が必要です。看護介護と言われるぐらい看護と介護は密接な関係になっています。医師や薬剤師とも連携を取らなければいけません。

まとめ

  • 重労働、ストレスが多い、給与が安い
  • 人の役に立てる
  • スキルアップしていく
  • 色々な経験を積むことができる
  • 介護業界の中では、待遇は良い方
  • 「きつい」と言いながら将来のためや他人のために働いているのが特養です

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