実務者研修と初任者研修のメリットとデメリット、お得に研修を受ける方法を解説

介護支援専門員

ケアマネ試験を一発で合格した現役ケアマネの「おあしす」です。

ケアマネになるためには、特定の国家資格を取得し5年間の実務期間が必要です。

介護福祉士は、実務者研修の修了が受験資格になっています。

ケアマネになる一つの方法が介護福祉士です。それ以外でも実務者研修や初任者研修にはメリットがあります。

介護福祉士になれば資格手当が支給されますし、転職で給与アップも狙えます。

  • 介護福祉士になるためには実務者研修の修了が必須です
  • 初任者研修や実務者研修を修了すると職種の幅が広がります
  • 初任者研修は、介護の基礎でホームヘルパーをするには必須の資格です
  • 実務者研修は、初任者研修の上位の資格で喀痰吸引や経管栄養ができるようになります
  • 初任者研修は費用が3〜10万円程度、期間は1ヶ月程度
  • 実務者研修は費用が3〜22万円程度、期間は6ヶ月程度
  • 職業訓練で資格を取得すると費用はゼロで失業給付の未給付があれば手当をもらうことができます

初任者研修と実務者研修とは

介護をしていたら通る道だと思います。実務者研修まで終了すれば介護福祉士はすぐそこです。

初任者研修

旧ヘルパー2級と内容は同じで、介護経験の無い方が介護の基礎を学ぶための研修です。

初任者研修を修了しなければホームヘルパーとして働くことができません。

実務者研修

旧ヘルパー1級と​​​​​​介護職員基礎研修を合わせた研修です。

初任者研修の上位資格で、研修を修了したら喀痰吸引や経管栄養などの医師や看護師がする業務ができるようになります。

初任者研修と実務者研修を修了するメリットとデメリット

研修はデメリットを超えるメリットがあります。

研修を修了するメリットとデメリット

メリットデメリット
初任者研修・ヘルパーができる
・介護の基礎が分かる
・実務者研修を受ける際に時間と費用が節約できる
・効果の割に受講費用が高い
・知識は付くが実務ができるわけではない
実務者研修・介護福祉士の受験資格を得られる
・喀痰吸引と経管栄養ができる
・ヘルパー以外の業務ができる職種の幅が広がる
・受講期間が長い
・無資格で受講すると受講費用が高い
研修を修了するメリットとデメリット

初任者研修と実務者研修の受講方法、費用、期間

受講方法費用期間
初任者研修通学制
通信制
3〜10万円程度約1ヶ月
実務者研修通学制
通信制
3〜22万円程度約6ヶ月
初任者研修と実務者研修の受講方法、費用、期間

通信制と通学制があります。通信制と通学制を比べると受講日数や費用で通信制が割安です。働きながら受講する方は通信制を選択されることが多いです。

受講費用をゼロにする職業訓練

職業訓練で初任者研修や実務者研修を受講すると費用はテキスト代のみになります。

しかも、職業訓練をしている期間中は失業給付を受けられるので生活費をもらいながら資格を取得することができます。

  • 職業訓練の開催時期です。1年で開催する回数が決まっているので失業したタイミングで職業訓練を受けれたらいいのですが、そうでなければ職業訓練があるまで待っていなければいけません
  • 職業訓練は、面接で受講の採否が決定されます。実は、職業訓練は失業していれば受講できます。失業給付が終了していても受講できます。しかし、失業給付が無い方は職業訓練の受講面接で定員が多いと受講許可が受けられ無いことがあります
  • 職業訓練は、インターネットで検索すればお住まいのハローワークのサイトが出てきますので確認してください。面接選考の時期と開催時期、開催期間、開催場所が分かります

まとめ

  • 初任者研修はホームヘルパーをするには必須の資格です
  • 実務者研修があれば喀痰吸引や経管栄養ができ、介護福祉士の受験資格を得られます
  • 研修の修了期間は、初任者研修が1ヶ月程度で実務者研修が6ヶ月程度です
  • 研修の費用は、スクールによって価格差があります
  • 初任者研修を修了すると実務者研修の費用と期間が節約できます
  • 職業訓練で実務者研修を修了すると費用は無料で失業給付があると研修期間の間は給付を受けられます

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